コンポレットレジンとも呼ばれ、保険適用の白い詰め物のことです。主に虫歯治療で使用される歯科用プラスチックです。虫歯となった部分を削り、削ったことによりできた穴を補うためにCRを充填します。

当院はダイアグノデントペンを導入しています

レーザー式の虫歯検知器です。
先端から出る赤いレーザー光が、
目に見えない初期の虫歯も高確率で発見します。
早期発見に大変効果的で、痛みや痒みもありません。

虫歯が進行して症状がひどくなると「根管治療」と呼ばれる、歯の神経を取り除く治療が必要になります。根管治療とは、歯髄(しずい)と呼ばれる、歯の神経にまで達した虫歯の治療のことです。具体的な治療内容は、歯の神経を取り除いて根管内を十分に殺菌・洗浄し、薬剤を詰めて被せ物をします。神経を除去し、なおかつ根管を削る治療なので高度な技術が必要です。しかしきちんと根管治療を行うことで抜歯を避け、歯を残したまま歯の機能を取り戻すことができます。

親知らずとは20歳頃に一番奥に生えてくる奥歯のことを言います。現代人のあごは小さくなる傾向にあり親知らずが生えてくるスペースが不足するため、虫歯の原因や歯並び、歯肉炎などの感染症など様々なトラブルを引き起こします。

上顎と下顎の間に関節円板というものがあり、これが正しい位置にあることで顎がスムーズに動きます。しかし関節円板がズレてしまうことで顎の動きが悪くなり、口を開けづらい、開けるときに音がなる、開け閉じの際痛みがあるといった症状が起きます。これが顎関節症です。関節円板がズレる主な原因は強い噛み締めです。噛み締めをやめることが1番有効な治療法ですが、就寝中などはご自身でコントロールが出来ないため、どうしても悪化してしまいます。当院では就寝時に装着するマウスピースを作成し、顎関節症の治療・予防を行います。

お口の様子を診察して、エックス線撮影を行います。さらに上下の歯型と噛み合わせの歯型をとり、正しい顎関節の位置と、現在の位置とのずれを調べます。正しい顎の位置や噛み合わせがわかれば、それを再現したマウスピースを作製し、就寝中に装着してもらいます。まずは装着する習慣をつけてもらえるようにしています。

粘膜疾患は専門的知識と経験がないと、見逃されてしまうこともあります。定期的な検診で早期発見をしましょう。
主な疾患として口内炎、前癌病変の白板症、紅板症、扁平苔癬、アフタ性口内炎、口腔カンジダ症があります。痛みなどの自覚症状がない場合もありますのでお気を付けください。